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ネタバレあり、個人メモなので人に読ませる書き方になっていません
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何が深王をここまで変えてしまったのだろう、とヒュリネは思った。
憎悪? 失望? ……いや。
義務感だ。深王が自らの肉体を機械化し、自分達に底なしの殺意を向けてくるのは、ひとえに。

――故郷である海都を、忌まわしきフカビトから取り戻す。

それが、深王の存在意義であり、積年の悲願であり、世界樹の命だ。
おそらく、姫が言う通りに、彼が世界樹に魅入られていなかったとしても、今ここにある状況は、ほとんど変わっていなかったのではないか。
つまり、実は深王は『変わった』のではない。ひたむきに『変わらなかった』のだ。
その信念を前にすると、深王の方が正しかったのではないかという気がする。
『シーリンク』全員が深都に味方して、深王と共に戦うべきだったのかもしれない、という気がする。

――否!

ヒュリネは己を叱咤する。それでは、片方からしか見られない現実を、もう片方からしか見られないようになるだけだ。
だから、『シーリンク』をまっぷたつに割って、両方から真実を見定めようとしたのではないか。
「大丈夫だ、ヒュウ」
前に立つザリスがささやいた。ほぼ同時期にハイ・ラガードで生を受け、共に育った幼馴染みは、今は、仲間をあまねく守る盾として、戦場に立っていた。それは肉体的にだけではない、たぶん、精神的にも。
「父さんが言ったんだ。責務を相手にひとりで責務で立ち向かったら折れるだけだって」
……いつ言ったのだろう? そう思ったヒュリネは、だが考え直す。
兄弟のようによく似た父子、その考えは、よく似ているのだろう。深王の命を受けて姫を追っていった、自分達の片割れ――彼我がすれ違った一瞬で、父子は視線を交わし合い、悟ったに違いない。
相手がこう考えているだろう、と感じたものは、彼らの場合、九分九厘外さない。
この土壇場で、残り一厘のハズレを引いていないよう、願うばかりだ。
「おれ達は、ひとりじゃないんだ」
ザリスは槍と盾を構え、深王を睨め付けながら声を張り上げた。
「海都や姫を守るとかなんとかいう大きな責務じゃなくて、おれ達はおれ達自身とちょっとまわりを守る為に戦えばいい!」
「……そっか、わたしたちは……」
『シーリンク』はひとつではなく、そしてひとつだ。その輪が砕けても、見えない何かで必ず繋がっている。
自分達が深王を止め、片割れが姫の真実を見定める。
そうすることが、結果的に海都だの人類だのを守ることになろうがなるまいが、今は関係ない。
自分達が見定めたい『真実』は――自分達が納得できるだけの何かだ。
「了解! 治療は任せなさいよ。とにかくここを乗り切るからね!」
 インヴィクタが分身を行うために口訣を唱え、アシュクニーが槍を薙ぐ。そしてラバンが黄道儀を起動させるのを見定めると、ヒュリネは前を向き、深王の怒りに燃える瞳を睨み付けた――。
[そういや、ゾディのメカって何て名前なんでしょうね。ケミのアレは『アタノール』でしたが]

 


というわけでまた妄想未満すみませんだが断る(何を?)。

ようやく倒して参りましたー。
いや、雷怖いのでアクセサリーを作る為に第4階層でペンギン狩ってたり、オート移動+オート戦闘で志望動機考えながらやってたらやたらと全滅するようになってたり、どうしたのかと思ってみたらザコがFOE呼んでたり、それを切り抜けたらミスト作るための素材足らなかったりなんだりで。
ちょっとレベルも上がったけれど私は元気です!(まぁそりゃそうだろう)

アホなこと書いてないで真面目に行きます。
雷はターン固定らしいです、というかあんなのランダムだったらそりゃラスボスやってないで第6階層に行けって感じですわ。
あと強化で痛いのが来るから強化は控えようとか。
縛られるのはイヤだなーとか。

というわけで、ザリスは防御もするけど基本は叩く。ヴィクターは分身してブレイク三昧。ヒュリネはほぼ回復オンリー、アッシュはアイテム係(強化すると痛いのが来る為)、ラバンは星術。なお、リミットは5人揃ってのスターバスターです。
オランピアの方が若干ウザイので彼女から叩きます。というか、何戦かして、2人同時にHP下がると収拾付かなくなってきてる気がしたものでねー。まあ順当に集中しようかと。
基本戦法は上記の通りですが、オランピアがフォートレス使ったらアッシュがリセットウェポンでキャンセルします。あと地味に役に立ったのがヴィクターのウルフハウル。こっち強化できないならあっちを弱体化させるしかぬぇー。
雷はその前のターンで耐雷ミストを使います。撒くと、雷の次のターンに大概攻撃(強化してると痛いの)が飛んできて誰かが倒れるがやむを得まい。
アクセサリーで強化してるためもあってか、ミストを使うと雷が1桁ダメージになって全然怖くなくなります。ただ、オランピアがスタン攻撃をやってくるようになると、アイテム使おうとしてもスタンして使えなくなっちゃいそうで怖い。これはアッシュがファーストオーダーをミストを使う人に掛けて解決しました。
オランピアを倒せれば、あとはなんとか。雷来ないし!攻撃も怖いけど、オランピアが揃ってる頃に比べれば何の問題もない!
という次第で激闘37ターン。やっと倒せましたのことです。

……なんか頼まれました。私達にしかできないことだそうな。
深都を抱くように立つ世界樹、それは人類最後の希望。海底深くに魔を封じ、それを討つ日に向けて力を蓄えるそれを、守らなくてはならない。それを我々が成さねばならないとのことです。
オランピアが協力するだろう……

ってオランピア生きてるのかい!?
オランピアが生きてるくらいならオマエも大丈夫だろう!
「今、人としての死を迎える」とか言ってないで立ち上がれー!(笑)

という外野のプレイヤーの声はさておき、深王は砂化して散ってしまうのです。

「そしてもうひとつ、妹に、すまなかったと伝えてくれ……」

……あれ? 思い出した?

姫さまは、100年間兄を想って生きてきたのに、これからどうすればいいのかと悲しんでいるようです。
きっと、『シーリンク』は返す言葉もないだろうなあ。

ところで世界樹らしき声がなんか不気味なことを言ってます。
深王の死も魔を討つ力となるとか。
魔が人類の敵である以上、世界樹が力を蓄えて魔と戦うのは歓迎すべきことなのでしょうが、
プレイヤーからするとどうもうさんくさいのよなーw 

しかし、その世界樹から特別司令が!
『魔』そのものがいる場所に挑んで罪の償いをしろとのこと。
そんな伝言をしてきたのはオランピアなのですが……
……って再起動してるー!? 魔に挑む『シーリンク』に協力すること以外は覚えてないって!?

まあ、第6階層は、ちょっと見るだけにして、次回から深都編を目指そうと思いますよー。

それにしても、今回のエンディングの演出面白い。書いたマップが出るんだ。
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